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断熱工法の違い(充填断熱)
充填断熱工法とは、木造住宅の柱と柱の間の空隙に断熱材を詰め込む工法である。
住宅の外皮を床 壁 天井としたとき床は、剛床にするか大引の上に根太施工をするかにより壁部分の気流止めの施工に違いが生じます。
図1剛床の場合は。土台と大引が同じ高さにあるため、上から貼る構造用合板で、床下から外壁に流れる空気を止めます。剛床の場合の気流止めが、比較的容易に施工できます。
図2の様に根太が土台の上にくる場合は、先張りシート(ポリエチレンフィルム0.2ミリ)を土台と方向にそって巾40センチ程度で施工します。その構成上大引があり、まず大引の間に厚み100ミリの断熱材を充填します。
この上に根太を大引と直行方向に止め根太の厚みによって充填する断熱厚は変わります。根太が60mm厚であれば60mmの断熱材を、105mmであれば100ミリの断熱材を充填します。施工上は隙間なく断熱材ですっぽり覆うことが重要です。この上にポリエチレンフィルムを施工して防湿を完了します。あるいは構造用合板をしっかり根太に直接貼ることでも宜しいです。壁の充填断熱は土台の上端から桁の下端までの間に柱、間柱間と間柱、間柱間に断熱材を隙間なく充填します。施工上は空隙の間に、実際の寸法よりタテ、ヨコ1センチ程度大きく切る事と気密の代を作る事にあります。断熱材の室内側に貼るポリエチレンフィルは硬い物と硬い物で挟んで気密工事完了です。下地の重要性は住宅を長く使用し安定した性能を保つためにも大きいです。土台と桁の部分ではポリエチレンシートを木材でしっかり止めここでも硬い物と硬い物とで気密を行います。
天井部分に断熱材を充填する場合、お勧めは吹込み用GWです。天井への点検口はつくのに断熱と気密で注意点があります。施工上は間仕切り壁の間柱の施工をせずに柱 筋交いの状態で天井の下地を組み上げ、ポリエチレンフィルムを全面に貼る事です。間仕切りは天井野縁の位置に横間柱の施工をおこない室内側にポリエチレンフィルムを施工します。ポリエチレンフィルムを貫くのは柱と筋交いだけです。この逆が床断熱です。点検口は断熱材がこぼれないように合板で囲うことがお勧めです。天井点検口の場合は、高さ400mmで開口巾600mmの大きさが理想です。この内側に野縁をまわし、パッキン材をまわします。合板の箱を内法寸法でくみ上げこの中に断熱材を入れて完成します。
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お客様ができる耐震診断と断熱性能について
ご自分でできる「耐震診断と断熱性能」の検証方法は、図面の確認なのですが、既築住宅の売買の場合、住宅の図面を一緒に受け取るケースは非常に少なく、図面をつけての売買ケースは非常に珍しいです。
では、一体どうすれば良いでしょうか。
まず、住宅の中を覗いてみて下さい。
一般的に住宅には、押入れの隅に天井への点検口があります。
長押の上の天袋を開けてみると、どちらかの隅の天井のベニヤが動くようになっています。ここを開けて小屋裏に首を突っ込み明かりをつけて点検します。
ここでは
木材の設置具合、
木材の腐朽具合、
野地板の乾燥具合、
断熱の施工状況、
間仕切りの様子、
筋交いの設置具合
などが点検できます。
木材の接合部の金物は写真を撮っておいてください。
床下の点検口はキッチンの床に床下収納庫として設置されているケースが多いでしょう。
最近の住宅では洗面所にも床下収納庫を設け、点検口としての利用があります。
仮にキッチンにも洗面所にも床下点検口が無ければ、和室の床板の釘を抜き、これをビスに打ちかえてここを利用します。
次に、大きな要因となる「地盤面」の状況を確認しましょう。
コンクリートか、土か、手に触れて見て、観光具合の確認をします。
あわせて木材の設置状況の確認と木材の腐朽具合の確認も忘れずに行いましょう。
次に、四方八方の写真を撮るようにお願い致します。
これで隠れた部分が確認できますよ。
今度は外に出て基礎・外壁の確認をお願いいたします。
特に基礎につきましては割れ(クラック)が見えるかが重要です。
外壁についても同様に割れについて入念に調査しましょう。
基礎のクラックは風窓周りに入りやすく、外壁のクラックはサッシ廻りに入るケースが多いので注意して確認してください。
外壁の表面材の確認も必要です。手で触ってください。
劣化が進むと手に外壁材がついきますので注意して見て下さい。
以上で、簡単に「耐震診断と断熱性能」が確認できますので、お客様自身で行ってみてください。
平成23年12月24日(土)に市民住宅セミナーが開催されます。

■市民住宅セミナー
日時:平成23年12月24日(土)午後1:30〜午後4:00
会場:栃木圏小山市(小山市立文化センター小ホール)
受講料:無料
定員:60名(定員到達時、締め切ることがあります。)
お申し込み:0120−146−661

【補助金申請情報!】新住協の「断熱耐震同時改修プロジェクト2011」は、平成23年度中着工物件が対象!
昨年度に引き続き、国交省の平成23年度長期優良住宅先導的事業補助事業に
『断熱耐震同時改修プロジェクト2011』が採択されました。
「断熱耐震同時改修プロジェクト2011」は、採択戸数100戸と昨年度より大幅に縮小されております。
全面的な耐震・断熱改修工事費の1/3(上限200万円)が補助されますので、
興味がございましたら、(株)アライでお問い合わせください。
対象住宅は、木造住宅(在来軸組)住宅で、
平成23年8月29日(プロジェクト採択日)以降〜H23年度中に着工した物件となっており、
先導的提案内容を全て満たしたもの、となっております。
補助申請をご検討の方はお急ぎください。
10/16(日)構造内覧会(前橋市)
10/9(日)構造内覧会のお知らせ(高崎市竜見町)
◎構造内覧会(要予約)
平成23年10月9日(日)午前10時〜午後4時
場所:高崎市竜見町
「平成23年度 木のいえ整備促進事業」
詳細…
ZEH(ゼロ・エネルギ ー・ハウス)とZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現
経済産業省は、建築物の実質的なエネルギー消費をゼロに抑える
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)と
ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)
の実現を目指し、
2012 年度から新規「住宅・建築物のネット・ゼロ・エネルギー化推進事業」に取り組む。
必要経費は12 年度予算の概算要求に計上する。
住宅・建築物に省エネルギー性能の高い高効率エネルギーシステムや
BEMS(ビル・エネルギー・マネジメント・システム)の導入者に対して一定額を補助する。
ZEH とZEBにより近づくよう、年間エネルギー消費量の削減率が高い場合は補助率をかさ上げする優遇
措置を講じる。
この推進事業は、現行の住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業に替わる事業となる。
現行事業の交付基準は、年間エネルギー消費量を25%程度削減できることなど。
基準を上回る事業に対し上限を設けず事業費の3 分1 を補助金として交付している。
12 年度の推進事業からは、25%程度の削減率だけでなく、それ以上の50%や75%など複数の削減率を設定し、その削減率に応じて補助率も2 分の1 などとかさ上げする予定で「複
数の削減率と補助率を組み合わせた制度設計を検討している」(資源エネルギー庁)。
交付要件は削減率に加え、対象となるBEMS、空調、給湯、断熱、照明、換気の建築設備機器を複数導入することなどを想定する。
11 年度事業の予算は70 億円。12 年度は高効率エネルギーシステム導入のすそ野を広げるとともに、
ZEH とZEB の実現に近づく意欲的な取り組みも積極的に支援することから、要求額は100 億円を上回ると見込まれる。
推進事業は、エネルギー基本計画で掲げている「20 年までにZEH を標準的な新築住宅にし、
30 年までに新築建築物の平均でZEB を実現」との目標を達成することが目的。
「新築建築物の平均」は、エネルギーを消費する建築物とエネルギーを生み出す建築物を合わせて、
新築のネットでエネルギーの使用がゼロとなること。
推進事業は、設計事務所やゼネコン、設備工事会社にとって、民間建築物省エネ改修事業などの需要拡大にもつながるとみられる。
【資料】経産省の概算要求 (建設通信新聞2011/9/26 付)より
高断熱住宅は”本物”。だからブレない エコガラス/スペシャルインタビュー
エコガラス/スペシャルインタビューに、(株)アライの記事が掲載されております。
高断熱住宅は”本物”。だからブレない。
- 地域の仲間に、設計者に、技術情報を伝授・共有
- 使う以上のエネルギーをつくり出す「超省エネ住宅」をめざす
- 方針を変えず、責任を持つ。ブレない姿勢に集まる信頼
詳しくは、コチラをご覧ください。
断熱の厚手化と、冷房負荷
3月11日の東日本大震災は、原子力発電所に大きな被害をもたらし、唯一の被爆国である日本に又、放射能汚染の恐怖とこれから何十年もの間、放射性物質との付き合いを余儀なくさせられています。
一方で災害が起きる度に、住宅の耐震強化への道は進んできました。
電力不足が招いた輪番停電、関東に住む我々には、エネルギーという言葉の意味を再確認し、この事態への対処を如何にするかは大きな問題として投げ掛けられました。
エネルギーという言葉、現在社会はお金さえ払えばスイッチを入れれば電気はつき、料理はするし暖かくも 冷たくもしてくれ、垂れ流しても誰にも文句言われる事がなく、常にすぐ隣でいつもどんな量でも供給できる体制でした。
原子力発電所の爆発事故、メルトダウンは便利な世の中への忠告ともとれます。住宅の省エネルギー化を今度の災害ほど必要としたことはなかったと思います。
省エネルギー化は、断熱材の厚手化と窓性能の強化を施す事になり、高断熱高気密住宅の必要性は必須事項になります。
しかし、夏の冷房負荷は断熱を厚手化すればするほど大きくなるとの試算もあり、問題になっています。
群馬県高崎市にある弊社は昨年春、無断熱事務所から、壁200ミリ 天井400ミリの高断熱事務所へと生まれ変わりました。
今年の夏は 東、南、西面の窓に簾や葦簀をかけその上に、へちま、朝顔、ゴーヤなどの緑を貼り徹底した遮蔽をしました。
これに夜間の換気通風を加えたいのですが、事務所であり警備の関係もありかないませんでしたが、負荷は昨年夏よりも35%近く小さくなり大きな成果を上げました。
何年間もの間繰り返された断熱化と冷房負荷の関係は、シュミレーションと実態のギャップを埋めて戴きより良き方向への結論を急いでほしいと思います。


