前橋から渋川にむかい、板東橋の手前をまっすぐ100mほど上ると、ま新しい蕎麦屋さんがあります。手前を左にまがり500mほどの日当たりの良い場所 に和型瓦で外壁が2色に塗り分けられた住宅が完成いたしました。中に入ると漆喰の白さと木材の香りが、癒しの心持ちを与えてくれます。東西に長いこの住宅 は全ての居室が南に面し、大きなサッシは太陽の恵みを十分に戴いて大変暖かく、自然と家族の笑い声が聞こえてきそうです。高断熱住宅は,1台の暖房器具で 暖を取る傾向にありますが、吹き抜けの無いこの住宅は和室の天井が二階まで抜けており、吹き抜けを補う上手な工夫が施されました。柱は檜で、杉の天井板、 漆喰、珪藻土壁 樺の床板と自然素材を沢山使用しており、住宅内は森の中にいるような気持になります。補助金はNEDOと県産材とを頂きました。前橋と渋 川の夜景はとても綺麗に見えるのは、とても印象深かったです。