宮城県仙台市若林区かすみ町24-10
板硝子会館の2階にNPO法人新木造住宅技術研究協議会の本部がある。
この新住協の筆頭理事の役職にいるのが会沢健二さんです。

 私が高断熱住宅の第一棟目を手掛けたのが平成2年です。
当時は断熱化に関しては今ほど重要な要素ではなく、どうして、どうしての連続でした。
新住協の関東支部の立ち上がりもこの頃だと思います。
会沢さんと思い出の一場面は、高崎から大宮までの新幹線の車中で【関東支部の支部長を引き受けてくれないか】と依頼を受けていた事です。
あれからどれだけの月日が流れましたか? 約18年あまりになるでしょうか。
会沢健二さんは新住協で室蘭工業大学の鎌田紀彦教授と二人三脚で全国を飛び回り、
グラスウールを使用した断熱住宅の建て方を丁寧に説明され、
断熱耐震改修の必要性やQpeX講習会、Q-1住宅の仕様説明や現場見学など、
新住協の発展の礎を築かれてこられました。

この度、私の工務店紀行と言う本を創樹社から出版されました。
2003年から2006年にかけて全国での新住協の会員が紹介されております。
この本は日本の歩んできた断熱化へ道のりそのものと言って良さそうです。
もしご興味がありましたら読んで見て下さい。