驚きの超省エネ高断熱

Q値1.0の「Q=1.0住宅」

Q=1.0住宅とは、NPO法人新木造住宅技術研究協議会が提唱している「超省エネの高断熱住宅」。
住宅性能評価の断熱性能最高ランクである次世代省エネ基準値Q=1.6W/m2Kをはるかに上回るQ値を目標に、年間の暖房エネルギーを次世代省エネ基準住宅の1/4以下にしようという住まいです。
単純に断熱性能を高めるだけにとどまらず、さらに視野を広げて暖房用CO2の排出量を50%削減し、地球環境改善に取り組んでいる点に特徴があります。

※NPO法人新木造住宅技術研究協議会(新住協)とは、
特定の営利団体からは独立した開かれた民間の技術開発団体。
全国の工務店、設計事務所、建材メーカー、建材販売店、大学や公共の研究機関が参加し、情報を交換し合うことで革命的な住宅技術を開発しています。

 

業界内で注目の技術力で抜群の快適性。本当に冬暖かく、夏涼しい住まい。

1983年、私たちが住宅の方向性を模索していたときに出合ったのが「高断熱高気密」の考え方です。
家全体を断熱材ですっぽり包み込みながら、気密シートで壁全体をカバー。室内の温度差は、ほとんど生じません。
夏は涼しく、冬は足元までほんわりあったか、ヒートショックも予防します。

また、少ないエネルギーで四季を通じて快適な室内温度が保てるので、省エネ性も抜群。
開放感のある吹き抜けや仕切りのない大空間など、間取りも制限しません。

断熱材の切れ目を作らないことで壁体内結露の発生を抑え、建物の耐久性も確保します。

 

無垢材、自然塗料、漆喰。溢れる自然に深呼吸したくなる住まい。

人と自然・・・、そう言うとそれぞれ別のフィールドのもののように感じるかもしれませんが、人も自然の一部。ですから、住まう空間も自然である方が、当然相性は良いのです。
地元の山で育った木を使うことは、輸送エネルギーを削減し地球温暖化防止に役立つほか、身近な山の荒廃防止や林産業発展貢献にもつながります。漆喰は、調湿機能が高く防火性に優れるだけでなく、シックハウスやアレルギー対策にも有効。
住まう人の健康と安全、それを取り巻く環境を考えたとき、行きつくのはやはり自然素材です。

 

光や風を効果的に取り込み、暮らしに最適な住空間を創造。

設備に頼らず、快適な住空間づくりに欠かせないのが自然エネルギーの活用です。私たちは、各現場で太陽の角度や風向きなどを確認。冬は窓から入る外光で室内を暖め、夏は風の通り道を考慮して作った窓を開けることで「涼」を呼ぶ設計で、無駄なエネルギー消費を抑えた省エネ住宅をつくりあげています。