伊勢崎市に建つ物件です。平屋で約42坪の住宅は和風の面持ちで落ち着きを感じます。外観は何といっても雨戸の戸袋の存在が目を引きます。檜で丁寧に作られた鏡板や一枚一枚削りあげた鎧戸 現在の大工さんではすべての人が作ることができない匠の技です。
中は真壁構造のリビングに今では貴重品になった畳のつなぎ部屋。天井板にも古き良き時代の香りを感じます。建具は解体された住宅より建具屋さんに手直しをお願いして寸法を合わせて組み込みました。漆喰の壁 外部のモルタルも左官職人の腕を大いに感じます。Ua値は0.26W/㎡・Kで性能にはお墨付きがあります。暖房エネルギー負荷は平成25年度基準の約20%で済みます。一度訪れたい建物です。