平成27年度 第2回省エネ合同WGが
1月7日 東京虎ノ門のスタンダード会議室で開催されました。

この委員会は、2020年に現行の省エネ基準が義務化になるのに合わせて、
全国の大工さん工務店さんに断熱の施工に関しての注意点や方法について、
各都道府県単位で講習会を開催し、今年で4年目になります。

今年度の受講状況の説明が行われ、
昨年よりだいぶ減少しているとの報告がありました。

現在住宅の断熱化は非常に遅れており、
現行基準の施工率は50%前後かと思います。

1昨年より開始した設計者向け講習会は、
住宅の設計者に断熱施工の必要性と現行基準の説明、
さらに貫流熱や日射熱取得の計算の方法など盛り沢山の内容で行われております。

エネルギーを省力化するには、
建物本体の性能を向上させる方法と、
設計により冬の日差しを取り入れ、
夏の日差しをカットする方法、
設備の高性能化による方法とがあります。

こんな議論何年前からしたでしょう。
物を買われるお客様にとって考えてみましょう。

住宅の省エネ化はお客様にとってどんなメリットがありますか。

住宅を省エネする事は、
高断熱高気密化をする事になります。

高断熱化した住宅は、
お住まいになられるお客様にとってどんな良いことがありますか。

温度差の解消 暖房している部屋と暖房していない部屋の温度の差が、
あるいは1階と2階の温度の差が殆どなくなります。

このことは冬の夜中、入浴直後あるいはトイレで起こる事故の軽減になります。

高断熱化した住宅の特徴は、
外気と同様に室温が下がらず温度をたもつことにあります。

暖冷房にかかる負荷も下がりますので、
力いっぱい暖房や冷房を必要としません。
いわゆる負荷の軽減です。

大きな暖房設備や大きな冷房設備は不要になります。

通常ですと北側にあり使いにくい部屋も関係なく、
使用でき広さも感じるでしょう。

暖冷房費の削減も大きなメリットです。

最近では4KW少々の太陽光発電機を乗せた住宅で、
太陽光発電の発電量が使用料を大きく上回る住宅も建てられております。

さらに布団 部屋着も薄手のもので大丈夫です。

こんなメリット感じて戴ける高断熱住宅の普及には、
施工上の正しい知識を受けられる断熱講習会の成功に期待を切に願います。

是非、参加をお願いいたします。

受付・申し込みは
群馬県ゆとりある住生活推進協議会 群馬住まいの相談センター
電話 027-210-6634

→ホームページはこちら
http://www.gunma-jkk.or.jp/center/yutokyo/shoene.htm