素材・断熱・気密へのこだわり・長く住み継げる先進の家づくり

Q値1.0を目指す高断熱・高気密性能
県産材を使用する自然素材へのこだわり
無暖房住宅への挑戦という高い省エネ性能

 



 

031.jpg▲ 住まいの性能に加え、空間設計においても高い評価を得ている同社。高い気密・断熱により家中の温度差も少ないと好評。「健康・安心・安全」をモットーに施主と共にじっくり時間をかけ、ひとつのカタチにしていく。

033.jpg▲ 天然の美しい木肌には柔らかな温もりがあり、思わず触れてみたくなるキッチンカウンター。熟練職人が造作したオリジナル食器棚には、飾り棚、引出しがついて収納力アップ。

 

 

長く住み継げる先進の家づくり

株式会社アライは、漆喰・無垢材などの自然素材を使った、次代にも引き継いでいける「長寿命住宅」を目指した家づくりを行っている。
それは、スクラップ&ビルドを繰り返す日本の住宅建築との決別と言える。

同社の「Q-1住宅」への取り組みはその最たる例ではないだろうか。
家の外と内側の壁・天井には熱損失を減らすため、高性能グラスウール200ミリ以上の厚さで建物全体を覆う。
熱の逃げやすい窓部分には断熱性能の高い樹脂サッシに、Low-eガラスを組み合わせ対応。
さらに熱交換型換気扇を設置し、魔法瓶のように室内の環境を安定させ、冬のヒートショックのない快適な居住性能を求。これは次世代省エネルギー基準の1/4で暮らせる省エネ性能を持っており、その技術の高さを窺い知ることができる。
しかし、高気密・高断熱と聞くと熱気がこもるのでは、との声を耳にする。

同社の技術は四季の変化、特に梅雨時の湿気・夏の暑さ対策には定評がある。
風上・風下を調査し、効果的な通風を計算した窓の配置。
効率良く屋外の風を建物全体にめぐらせる工夫。
こうした仕組みで建物内部を涼しく保ち、夏でも快適な住空間を楽しめる。

今年4月に完成した同社新社屋でも、この心地良さが体感できる。一度訪れてみるべきだろう。

 

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▲ 天然の美しい木肌には柔らかな温もりがあり、思わず触れてみたくなるキッチンカウンター。熟練職人が造作したオリジナル食器棚には、飾り棚、引出しがついて収納力アップ。

 

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▲ 手作り陶器によるお洒落な洗面ボウル。素材選びも同社のセンスのよさが光る。

 

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▲ 階段勾配を利用して大工造作による物入をプラス。大容量の収納スペースにより、空間を最大限有効利用できる。

 

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▲ 玄関ホールには広い土間と、溢れんばかりの木の香り。無垢材が醸し出すやさしい温もりがお客様を出迎えてくれる。

新築からリフォームまで、補助金制度を活用できる同社の「家づくり」

同社が追求を続ける「長く住み継げる」家づくり。
その取り組みや性能の高さは、様々な補助金制度が適用可能という点に裏付けされる。

長期優良住宅に対応するQ-1住宅はもちろん、今話題の住宅版エコポイントの活用も可能だ。
他にも新エネルギー産業開発機構「NEDO」による、「次世代省エネルギー基準の住宅より20%以上の省エネになる住宅」を対象とした補助金制度も対応できる。また「地産地消」をキーワードに地域活性化にも取り組む同社は、県産材を一定基準量使用することではじめて受けることのできる「ぐんまの木で家づくり支援事業」も利用できる。

さらに同社では、既存の住宅を「より快適で健康な空間に」生まれ変わらせる「断熱改修」に積極的に取り組んでいる。
「高気密・高断熱化することにより、冬のヒートショックによる健康被害を無くしたい」という同社の取り組みは、様々な「補助金制度」の導入により、大変注目を浴びている。

ひとつは「既存住宅流通活性化等事業」の適用。
リフォーム工事タイプで1住戸あたり100万円を越えない範囲で補助金が受け取れる。

さらに、同社の加盟するNPO新木造住宅技術研究協議会の「断熱耐震改修」が長期優良住宅先導的モデルの既存住宅改修の部門において採択を受け、同社でもこのシステムでの改修工事が可能。
この「断熱改修」を実際に行ったのが、今年4月に完成した同社の新社屋。
興味のある方は一度足を運んでみてはいかがだろうか。

追求し続ける「次世代の住まい」

 

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スクラップ&ビルドを繰り返す住宅建築に疑問を持つ私たちは、健康で安全・安心の「長寿命」な家づくりを目指し、挑戦を続けています。なかでも、省エネ先進国と比較すると劣っているといわれる、断熱性・気密性能を国際水準まで引き上げていきたい。Q値1.0を目指す「Q-1住宅」は、こういった思いから生まれました。優れた断熱性能で、室内温度のバリアフリーを実現し、冬場のヒートショックを防ぐ。また、優れた耐震性能・耐火性能・安定した温熱環境を発揮する骨太の構造材で、頑丈に造り上げた躯体。100年から200年の耐久性を持つと計算可能なこの構造は、親から子・孫へと長く住み継がれる家の条件を備えています。
昨今、国による「長期優良住宅」への推進・取り組みが始まりました。「Q-1住宅」は特別な変更を行うことなく、国の基準に適応することができます。これは私たちが今まで行ってきた家づくりが間違っていなかったことを証明しているものと考えています。しかし、私たちはそこで満足することなく、「Q-1住宅」をさらにステップアップさせた住まい、つまり「無暖房住宅」を目指しています。その実現を目指すべく私たちは研究を重ね、近い将来皆様にご紹介できるよう取り組んでまいります。
㈱アライ 代表取締役社長  新井政広