(株)アライの社員ブログ

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 断熱改修(床周り)

 

改修が進んでいる物件、一つが床断熱で、もう一つが基礎断熱です。ここでは気流止め工事の床と壁にかかわる部分を如何に工事するかが、腕の見せ所です。
今回の床断熱は大引間に高性能グラスウール16K100ミリと根太間にグラスウール32K42ミリの施工になります。外部の土台廻りに気流止めのPEフィルムを貼ります。今回は住宅の不陸があるため改めて水平を取るため土台上30センチの所に下地の野縁を柱、間柱に書き込んで、土台と平行になうように施工し、土台下端からここまで気密シートを張ります。継ぎ目は極力少なくして、土台の部分に根太掛けを四周に施工後、気密シートを硬い物と硬い物でしっかり挟み込みます。大引の下端に断熱材の受けを450ミリ間隔で施工し、この間に 防風材として透湿防水紙を張りこの間に断熱材を充填する。根太施工後、根太間に32Kのグラスウールを施工します。
 基礎断熱の場合は、基礎の両面に施工をお願いしています。使う断熱材はグラスウールボード40K50ミリを基礎内外で貼りますので100ミリになります。断熱材は土台までしっかり掛けて貼りつけると良いです。施工は断熱材を基礎に装着するのですが、した穴を開けてプラスティックの大きな頭の釘で打ち付け止めます。床断熱の注意点は土台下端と基礎天端の通気です。ここをしっかりふさがないと絵に描いた餅になります。独立発砲の気密材を用いるのも一つの方法です。気流止めはやはり建物の不陸の関係で気密シートを使って行っております。

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