断熱材は、大きく分けて2通り仲間が存在します。
一つは繊維系といわれるもの、もう一つは発砲プラスティック系といわれるものです。

繊維系の断熱材、代表格はグラスウール ロックウールです。

グラスウールの素材はガラス(珪砂)です。
ロックウールは石 スラグ等の素材です。
主に繊維系の断熱材は柱と柱の間に空間を埋めるように充填をして使用いたします。
もう一つ繊維系の断熱材の中に、セルローズファイバーという断熱材があります。
この断熱材は主に古紙を細かく粉砕した物が原料で吹込みをして使用いたします。

また、木材チップを固めた断熱材や羊毛やモミ殻を炭化させたものなど沢山の種類があり、
住宅を長く使用する現在の世論に、戸の断熱材がコストや痙攣変化など、
考慮し選ばれることをお勧めいたします。

一方、発砲系の断熱材の中には、主にイソシアンを発砲させた硬質ウレタンや、フェノールを発砲させたネオマフォーム、
スチレンを発砲させた発泡ポリスチレン、ポリエチレンを発砲させた発泡ポリエチレンなどがあり、
主に住宅の断熱材としては、柱の外側にはる外張り断熱材として使用します。

現在では、発砲する技術も大きく進み、地球にやさしいHCガスや水発砲に変わっており、
素材の断熱性能の高さを十分にアピールできる。


ここでサッシについて触れておきます。
平成23年度よりサッシの表示が、従来のサッシ部分とガラス部分の2か所表示から窓として、
戸の性能を有するか一つの方法に変わります。

サッシ部分にアルミ、アルミPVC複合、PVC、木製とあり、
ガラスに関してはアングルガラス、空気層6ミリのペアガラス、空気層12ミリのペアガラス、
空気層12ミリが二つあるトリプルガラス、それぞれのペア、トリプルガラスにフィルムを貼り、
放射率をいじったものをLowEガラスといいます。

又、通常ガラスとガラスの間は乾燥材を入れて空気が漏れないように密封してありますが、
この空気の変わりにアルゴンガスを入れた物はさらに効果が大きくなります。
LowEフィルムを貼る場所は、内側のガラスの外側と外側のガラスの内側の2か所があります。
外側のガラスにフィルムを貼ったLowEガラスを遮熱タイプ、
内側のガラスにフィルムを貼ったLowEガラスを断熱タイプとして分けています。