電気料金と200ミリ断熱
9月10日 本日東京電力の社員さんが、2名来社されました。9月1日からの電気料金の値上げについての説明でした。この一年間放射性物質の飛散による様々な障害があり、現在も自宅に戻れず避難をしている人達が沢山います。原子力発電所の廃炉への道のり、まだまだ険しくゴールはまだまだ先のようです。平均で8.46%の家庭用電力の値上げ、紆余曲折でこの数字になったようですが、国民の一人として中々受け入れがたい数字ではあります。東京電力に望むことは何よりも電力の安定供給です。予想不能な大規模停電だけは避けて戴きたい。建築家として、値上げに対処する方法はありますか。技術屋としては、節電と省エネ、この2点でしょうか。現在の技術、箱物の高断熱化でエネルギーの極端な省エネ化を推進して値上げに対応していかねばなりません。少なくとも暖冷房負荷をゼロにしてエネルギー使用を抑える必要があります。壁200ミリ断熱は必要な工法の一つです。