Q-1住宅
平成25年10月1日より施工される改正省エネルギー基準、このほど平成11年度基準での仕様基準にあたる指標が国土交通省より発表されており、運用に関してスムーズに移行されることを望みます。性能的には今までの熱損失係数から平均U値での評価になり、盛んに耳にするようになりました一次エネルギーでの数値も発表されました。
考えてみて下さい、東日本大震災から早いもので2年半たっておりますが、福島での東京電力原子力発電所の事故以来、エネルギー料金の値上がりは急で家計への影響は大きく、大合唱のおこった省エネルギーには、多くの期待が集まっておりました。省CO2の観点から見ても昨今の地球温暖化によるとみられる数々の異常気象による被害の観点からも更なる高水準の基準が必要であると考えます。Q-1住宅とはNPO法人新木造住宅技術研究協議会が平成11年度基準の暖房用エネルギー量に比べ1〜2地域では半分に、それ以降の地域では4分の1に、減量できる住宅の断熱水準を持つものであり、あくまでも箱物の性能であり設備に頼ることではありません。四季のある日本では、冬期間と夏期間にエネルギーがたくさん使用されます。この厳しい期間にエネルギーを効率的に使用するため、そこに住むお客様が日々安全に生活できるために高性能な住宅は不可欠であると考えます。