今週末の完成内覧会住宅の性能
今週末の18日と19日の両日開催される完成内覧会住宅の性能を紹介します。
シュミレーションに使用したプログラムはQPEX2.73です。性能比較は平成11年度基準の建物で、自立循環型モデル作成に使用した120㎡の住宅と今回立てさせて戴いた住宅戸のものです。
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QPEXの計算結果です。
今回建設させて戴いた建物は。熱損失係数1.226W/㎡・Kです。この数字は住宅内外に1度温度差があったとき、1時間に単位面積で移動する熱量を表しております。ここでは年間暖房用灯油消費量1.2L/㎡と120㎡モデルプラン次世代基準値の6.9L/㎡を比較し今回の建物は次世代基準の約5.7倍の性能を持っていることがわかります。ちなみにこの住宅の自然温度差は10.09度で、住宅内部にかけるエネルギーがないときに内外温度差が10.09度ありますという事です。
現在日本列島はこの冬最高の寒気団に覆われており、非常に寒いですが、高性能な住宅をぜひご体験下さい。