住宅を断熱する場所は、床面 壁面 天井面です。
新鮮な魚を買って家に帰るとき、発泡材の入れ物に氷を入れ、魚を入れて蓋をして、テープでシールをします。
発泡材の箱が断熱材でテープが気密工事ということになります。
断熱材は隙間なく 床 壁 天井に充填し空気の入れ変わりがないように、気密シートをしっかり貼ります。
あとはサッシをアルミより熱の伝わり難い素材にしてガラスを複層化し、人間が生活するのに必要な量の空気を入れ替えます。
断熱材は素材、厚み、密度で性能が異なり、サッシは枠の素材 複層の数 ペアーかトリプルか、空気層の厚さ 中に入るガスの種類 フイルムのあるなしでも性能に差があります。
換気扇も出すだけと入れ替え時に熱を交換することでも異なります。
断熱材がしっかり施工された住宅は、断房したり冷房したりしている部屋と、していない部屋の温度の差が可なり小さくなります。
冬、北にあるトイレや洗面所でも温度差という大きなバリヤーが解消されます。
特に生活弱者にはトイレや洗面所でも寒さを感じないため、
事故につながる可能性はかなり減少します。