住宅版エコポイントの補助金を戴く事ができるようになると、省エネ基準に適した住宅の建築があいつぎ、
建売住宅でもこの流れがあり、次世代省エネ基準を満たした住宅は全体の5割を超えて建てられた物と思います。
しかし昨年の7月にエコポイント終了のアナウンスがあり、
この時点での次世代省エネ基準を満たした住宅は3割くらいという噂が流れました。
建材の問屋さんに勤める友人は、断熱材の施工について、
『次世代省エネ基準の住宅が多くなると一部の工務店や大工さんが間違えた施工を行い、住宅の耐久性が著しく落ちるのと、性能を実感する事ができず多くのお金を投資しても無駄になるのでは』との懸念を洩らしている。
やはり断熱材を施行するにあたっては、断熱材の定義と特徴を勉強して理解する事が第一番目であり、
施工に対しては経験をする事が必要です。
断熱材は施行手順を違えたり、施工方法を違える事は不可です。
熱損失係数は断熱材が正しく施工されている物として計算をします。
施工に関しては十分に理解をして正しい施工をお願い致します。
正しい施行か否かは、一つには気密試験の結果になります。
気密試験とは住宅内を減圧したり加圧したりして住宅内外に圧力差を設け、空気量との関係で穴の大きさを特定する試験です。
性能住宅を提供するには正しい施工がまず基本です。
正しい施工は断熱工事と気密工事を十分に検証して行いましょう。
冬、暖かく 夏 涼しい住宅は正しい施工 正しい説明からです。