基礎断熱か床断熱か
住宅の断熱する場所で基礎の立ち上がりの内、外に断熱材を施す住宅を基礎断熱と言いまあす。以前からの住宅のように床部分の裏側(根太間や大引間)に断熱するやり方を床断熱と言います。北海道、東北では基礎断熱施工か非常に多く、関東以西では床断熱が多いようです。関東以西に床断熱が多いのはシロアリ対策だと思います。外張り断熱施工者には基礎断熱が非常に多いようです。余談ですが外張り施工者の屋根断熱比率は半分でのこり半分が天井断熱の様です。基礎断熱の施工には基礎天端と土台下端にEPDM(エチレンプロピレン発砲ゴム)のパッキン材が必用であり、床断熱には厚さ20ミリの土台パッキンを施工します。どちらもパッキンと言う名称ですが、基礎断熱で使用するパッキンは気密材で空気を行き来しないために使用し、床断熱のパッキンは土台を浮かすし空気の行き来を促進するために用います。施工費用は基礎断熱7に対して床断熱10といったところでしょうか。効果は基礎断熱9に対して床断熱10といった所でしょう。