改修工事のあんな話
高崎市の北部にお住まいのお客様から電話をいただき、耐震改修をしたいので見に来てほしいとの事でした。日を改めて伺い、住宅の様子を見てきました。住宅は約３６坪の2階建てで昭和5２，3年の建物のようでした。耐震改修のお話と、断熱改修のお話をさせていただき、各種補助金も説明させて頂きました。現在の生活で困られて事はやはり設備に対するご不満がおありのようで、浴室 トイレ キッチンや燃焼器具の不具合に対してご不満を持っておられました。３５年以上前の建築物でも当然断熱・耐震改修は可能であり、土台や柱の腐朽状態をしっかり調べて壁量のバランスを整え、接合金物をしっかり打ちつけ、地震に対する備えが完了します。寒さに関しては、断熱材が効果を発揮するように気流止や防湿工事をしっかり行い、断熱材の充填忘れをしないように（布団に包まる様に）施工し、同時に段差解消や、手摺の設置を行い、住宅に新たな命を吹き込みます。設備もこの工事で入れ替えができれば願ったりかなったりです。それより以前に伺いました住宅では設備工事が別発注された後のお話でしたので、設備工事の金額が非常に高額設定なっておられ少しかわいそうでした。設備の展示場に行くとインフレマインドになりますよね。しかし設備は掛け率商売で定価のおおよそ５０％前後がめどのようです。もちろん物にもよりますが、ご注意をお願いいたします。業者の選定は難しい作業ですね！