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株式会社アライ 断熱耐震改修工事3月9日

 

株式会社アライ 断熱耐震改修工事3月9日

今日は断熱についてです。

住宅に使われる断熱材として想像される物は、なんでしょう。銀紙に包まれたペラペラなグラスウールや水色の軽そうな断熱材など、様々な断熱材が想像されます。現在使用されている断熱材は大きく分けて繊維系と発砲プラスチック系の2種類あります。繊維系の断熱材ではグラスウール、ロックウール、などの無機質系とセルローズやインシュレーションボードなどの木質系に分類される。発泡プラスチック系では、押し出し法ポリスチレン、ビーズ法プリスチレン、硬質ウレタン フェノールなどがありどれも優れた断熱材である。

 今回の社屋の改修に使用する断熱材は主に繊維系のグラスウールである。

弊社の歴史の中では、ロックウールやセルローズの繊維系の断熱材と押し出しやビーズ法のポリスチレンフォーム、硬質ウレタンなど様々な断熱材で住宅の施工をしてきました。住宅の断熱材には、ベストがありません、どれもベターです。繊維系の断熱材は、断熱材自体の経年変化は素材が無機質であり非常に少ない、それに安価であるが、施工に熟練技術が必要でるのと、防湿に細心の注意が必要である。一方発泡プラスチック系の断熱材は殆どが躯体の外に張るため外壁を下げない注意が必要であり、また燃焼に対してユーザーへの注意が必要である。私個人の意見ではありるが、断熱材が無機質である事、燃焼に対しての危険性を考慮してグラスウールを勧めたい。今回の改修工事に話を戻します。断熱部位は基礎 壁 天井 下屋は一部屋根になります。基礎は外側に32kグラスウール
90ミリと内側に32kグラスウール30ミリです。
基礎の内側に32K30ミリの断熱材が施工され 基礎表面には
備長炭を吹いています。

壁には高性能グラスウール16K
200ミリ
外部から100ミリ断熱材を充填しています。

 
内部には100ミリの断熱材が充填しました。

天井は吹き込み用グラスウール13K
400ミリ 屋根断熱は高性能グラスウール320ミリの仕様です。

特に繊維系断熱材は柱の外壁と内壁の間に充填をするため、今までつちかってきた技術のひとつに柱の外側に構造用合板をはり、外部まわりの筋交いを外してきました。断熱材の施工性は極めて良好になり、剛床と基礎断熱の採用により土台まわりと、桁まわりの先張りシートも外してきました。断熱材の基本的施工は、住宅を隙間なくすっぽり覆う事です。

住宅で外気との境の壁を外皮といいます。この外皮にまんべんなく断熱材を施す事が、ダ断熱工事になります。グラスウールの定義は乾燥した静止空間に置く事です。

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