住宅省エネルギー技術の講習会
【低炭素社会に向けた住まいと住まい方の推進に関する工程表】というのが平成24年7月に国土交通省から公表されています。現在改正された省エネ基準が今年10月1日より施工されており、改正された基準への取り組みを各方面んで試みております。それと同時に2020年に義務化される省エネ基準であり、正しい理解を求めるものでありますが、一方で施工や設計の講習会も盛んにおこなわれ、断熱の方法や、防露対策、基準適合へのプロセスなどまる一日掛での講習会が開催されています。5年間、全国で20万人の大工さんや工務店さんへの受講者をつくり、地域でのリーダーを育て断熱住宅の普及、促進に努めます。群馬県では昨年200人を超える大工さん、工務店さんが施工の講習会を受けられています。今年は昨年の3倍の600人が予定をされているようですが、計画通りに進んでいないようです。設計者向けの講習会が11月からはじまるようですが、大きな要素は改正省エネ基準で、平均U値といわれるものや日射熱取得率の計算方法とこれだ大変なのですが一次エネルギー計算をどう行うかも対象になっています。大きく変わってほしい基準、施工方法の正しい理解と設計者の断熱に対する理解を求めます。